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看板は店の資産の一つであり、減価償却の対象となります。看板の耐用年数は国税庁で決められており、その「耐用年数」に応じて毎年「経費」として計上します。たとえば、看板代+製作代で合計9万円かかった立て看板は耐用年数が3年なので、3年間は毎年3万円ずつを「必要経費」として申告できるということです。
耐用年数は法的に定められた年数の事を表します。耐用年数が過ぎたからといって使用できない事ではありませんが、メーカーからその時代にあった看板や品質改良などを加え新商品が次々と販売されていますので、お店の顔である看板を見直す時期だとお考えいただくのが最善かと思います。耐久年数とは、メーカーの独自基準として設ける目安で文字通り買い替え時の年数と言えます。
看板の種類 | 勘定科目(資産区分) | 減価償却の耐用年数 |
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突き出し看板 | 建物付属設備 | 18年 (主として金属製のもの) |
10年 (その他のもの) |
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立て看板(Aスタンド) | 器具及び備品 | 3年 |
立て看板(Aボード) | ||
立て看板(カーブサイン) | ||
立て看板(スタンド看板) | ||
電飾立て看板 | ||
デジタルサイネージ |
看板に商標登録されているロゴを使用する場合は、その価値は耐用年数10年で償却していくことになります。
行きかう人々への集客活動でもっともコストパフォーマンスが高いのが看板です。看板とひとことで言ってもたくさんの種類があり、客層やターゲットなどによって設置する看板も違い、集客効果を上げるにはさまざまな工夫も必要となって来ます。また、耐用年数や耐久年数を大幅に過ぎた劣化の激しい看板を使用するのは、お店のイメージを壊す事にもなりかねませんのでマイナス要因を少なくすることも必要です。せっかく看板を設置したのにも関わらず、何の効果も得られない…にはしたくないですね。看板は、雨風にさらされても24時間営業マンとしてしっかりとそこに立ち、営業を行ってくれる貴重な人材です。少しでも多くの人へ、その存在を知ってもらう意味でも一工夫を重ねて行きたいものですね。
看板は店頭に24時間休まずずっと立ち続ける営業マンです。どんなお店でどんなものがそろっているのか説明をし誘導をしてくれます。
欲しい、食べたい、遊びたい!などの欲求を引き出してくれます。看板につられて何となく入ってみた、という話をよく耳にします。
看板は何といっても楽しい気分になります。観光地へ行くと、思わず写真を撮りたくなるSNSの常連看板がたくさんで購買意欲も高まります。
看板には様々な素材や形状があります。またコストパフォーマンスに優れたローコストタイプから高級感あふれる看板まで、耐用年数や減価償却を考慮しながらショップコンセプトにあった看板をお選びください。
看板用のポスターや装飾・ペインティング等はお客様でご用意していただく事となっておりますが、当店でも看板をより一層引き立てショップを盛り上げる店舗用品をご用意しております。ローコストを実現する店舗用品が数多く揃っていますので、お店のイメージ、ターゲット層などをお考えの上、用途に応じてお選びください。
Aスタンドや通常の看板に、イルミネーションやスポットライトをあてる事で目立つ看板に大変身。暗い場所では存在すらわからない看板を見かけます。昼間だけオープンしているショップなので大丈夫と思いがちですが、雨の日や雲が厚い薄暗い日、さらに夜8時頃までの営業となると、冬のシーズンはあたりが真っ暗になり看板が見えづらくなります。また、耐用年数が過ぎた劣化の激しい看板は暗さとプラスされ、ショップのイメージを壊しかねません。買い替え時で新しい看板が届くまでの繋ぎとしてもイルミネーションやスポットライトは有効に活用していただけます。
看板の寿命に影響する要因はいくつかあります。外壁に取り付けられている突出看板などはとくに、自然環境、気温、潮風の影響、積雪、地震などによって腐食や劣化の進み方も様々です。近年、看板の劣化による落下事故が相次いでいます。屋外広告などの一定以上の大きな看板は、厳しい基準が条例が定められていますがそれ以外は規制の対象から外れているものも多いのが事故の要因と考えられます。
板は雨や風、強い日射しなどの厳しい自然にさらされています。また、台風の強大化、ゲリラ豪雨、竜巻、極端な高温などの異常気象も脅威です。
雨 | 酸性雨により金属の腐食が進み看板の劣化が加速するほか、ゲリラ豪雨により、看板内部に水が回り込み漏電を起こすことがある。金属の電食を進める場合も。 |
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風 | 強風により袖看板や盤上式ポール看板などの接合部分が破損し本体が落下するほか、竜巻で看板がなぎ倒されたり、破損したりする。 |
気温 | 極端に高温な気温では、電材の劣化を促進させたり、自然発火による火災につながることがある。熱膨張によりアクリル板面が歪み枠から外れ落下することも。 |
塩害 | 潮風の影響で、鉄骨のサビや樹脂の劣化が激しくなる。 |
雷 | 数m以内に雷が落ちると看板に過電流が流れて火災になることがある。 |
大雪 | 看板に積もった雪の重みで破損。雪溶け水が老朽化した看板のひびや穴などから内部に浸入し、腐食することがある。 |
地震 | 震度5強の揺れでは、壁や天井にひびが入りアンカーの強度が落ちる。 |
朽化した看板は、事故のリスクが増加します。専門業者に依頼して内部の構造まで詳細に点検し、補修や取替え等の対策を行いましょう。
塗膜の劣化 | 紫外線、熱、雨(酸性雨)等の影響により劣化し、腐食する。 |
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金属疲労 | 固体金属材料が長期間に渡り繰り返し力を受けた結果、亀裂が生じたり、強度が低下したりする。 |
経年プラスチックの脆ぜいか化 | 長期間に使用しているアクリル面板などが、紫外線などの影響でもろくなり、飛散、落下することがある。 |
キャスター付きスタンド看板を傾斜地に置くと、勝手に動き出して転倒する恐れがあります。また、キャスターは正常な状態かを確認しましょう。
歩道へ大幅にはみ出して置くと、通行の妨げになり、交通事故を引き起こす危険があります。立て看板を置く場所がない場合は、壁面に取り付けるライティングパネルもご用意しております。
ミセダスは、店舗什器、店舗用品の定番商品から業種別に特化した商品まで数多く取り揃えています。